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エンドトキシンとは?
 大腸菌などの細菌を覆っている膜の成分で、その細菌が死んでバラバラになると大量に発生する物質です。目には見えませんが、私たちが生活している空間では都市、村落を問わずどこにでも存在しています。

 ヨーロッパのある大学で行われた大規模なアレルギー調査で、アレルギー体質とそうでない子供を住んでいる地域別に分けたところ、農村部に住む子供たちにアレルギー体質が少なく、特に農家の子供にはそれ以外の子供に比べて花粉症やぜんそくの割合が極めて少ないことが分かりました。

 さらに詳しく調べたところ、アレルギー体質ではない子供たちは日ごろから動物(家畜)と接触していることが分かりました。家畜のいる環境、特に家畜小屋には細菌がたくさんいる家畜の糞に含まれるエンドトキシンが空気中に大量に漂っていることも分かりました。

 このことから、近年ではエンドトキシンの存在がアレルギー予防に深く関わっているのではないかと世界中で研究が進められています。

 

 家畜


 
■エンドトキシンのはたらき:アレルギーになりにくい免疫システムを作る

花粉症やアトピーをはじめとするアレルギーは免疫による過剰反応によって発生しますが、アレルギーになりやすい免疫(IgE型免疫)と、なりにくい免疫(細菌型免疫)の2種類があるのはご存知でしょうか?この免疫は、乳幼児のときに形成されますが、どちらの免疫になるかに大きく関わるのが、「エンドトキシン」です。未熟な免疫にエンドトキシンがさらされないとIgE型免疫に、さらされると細菌型免疫になります。IgE型免疫は花粉症やアレルギーを起こす原因と考えられています。

 詳細 ≫エンドトキシンが多い環境と少ない環境とでの違い

 

■エンドトキシンに関する文献・資料